三菱地所 常盤橋街区再開発プロジェクト! 地上390m 61階建の超高層ビル!

8月30日の日本経済新聞社の400mビルの記事から熱冷めやらぬ8月31日、当の三菱地所がその計画の概要を明らかにしました。
三菱地所ニュースリリース
結果として日経のフライング記事だったようで400m越えこそありませんでしたが、それでも地上390m61階建の超高層ビルを2027年に竣工させるとしています。
それにしても驚くべきはその規模です。
事業概要によると敷地面積31,400㎡に総延べ面積680,000㎡、超高層2棟を含む4つの施設を建築します。
六本木ヒルズの724,000㎡にこそ及びませんが、敷地面積が半分以下でこの規模は私の想像をはるかに上回っていました。
特にメインとなる地上390mの超高層ビルは延べ面積490,000㎡と六本木ヒルズの379,000㎡よりも100,000㎡以上も大きなものです。
階数こそ地上61階/地下5階建ですが、逆に考えると1フロアあたりの面積は単純計算で地上61+地下5階=66フロアなので1フロアあたり7400㎡となります。サッカーW杯のサッカーコートサイズが105×68m=7,140㎡であることを考えると恐ろしく広いフロア面積です。現状で「日本最大級」を謳うオフィスフロアが5,000㎡台であることを考えるとその1.5倍近いサイズになります。都心の超一等地、いったい賃料はいくらくらいになるのでしょう。
それにしても惜しむらくは高さ。
390mということですが、なんとかあと10m頑張ってもらいたかった。
でもまだあと12mあるのでなんとか+アルファの高さで計画を実現してほしいところです。
この先、日本の景気が良くなることを祈るばかりです。
さて、イメージ図も出たので、それをもとにしてちょっと3Dモデルを更新してみました。
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皇居側から
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神田方面から
  
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八重洲口側から
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有楽町方向から
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日比谷方向から
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鳥瞰
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←有楽町             東京駅            390mビル  神田⇒
立面図
490,000㎡という規模+230mのA棟もあることで非常に存在感があります。
実際にこのビルが建った東京の姿、非常に楽しみです。