住友不動産六本木グランドタワーの海抜高さ

港区のHPに掲載されている六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業の事後評価資料を見てたら住友不動産六本木グランドタワーの建物頂部の海抜高さがT.P.+251mって載っていた。
これまでこのビルの海抜が分からなかったのだけれど、この値から最高高さ230.760mを引いた20.24mが設計G.L.になるのかな?

でも資料中の軸組図だと建物頂点から1FL(TP+24.0)の数メートル下あたりまでの数値が22?.950m(?部分は判読できず)になってて下端にTP+2?0みたいに書いてある。益々良く分からん。
少なくとも設計G.L.と1FL高さは違うみたい。

屋上の鉄塔の高さは相変わらずわからないんだけど、軸組図に載っている数値を元に上記の画像で推測するとT.P.+270m弱くらいになりそう。

この再開発事業の都市計画図によると南街区高層棟の建築物の高さの限度はT.P.+22mから250mだったみたいだから最大でT.P.272mまでは行けたみたい。
ちなみに羽田空港高さ制限回答システムによるとこの場所の制限高(標高)は約231mだから231-22=209mくらいが本来の制限なのだけれど、まあこの辺りは六本木ヒルズ森タワー(海抜:269.00m/制限高約228m)、東京ミッドタウン赤坂タワー(海抜:273.40m/制限高約238m)等制限表面を超える建物があるのでそこらへんは当時から緩かったのかもしれませんね。

■参考値
六本木ヒルズ森タワー:T.P.+30.95m+最高高さ238.05m=269.00m
ミッドタウン・タワー:T.P.+25.30m+最高高さ248.10m=273.40m