恵比寿ガーデンプレイスタワーが高くなった?

現在、恵比寿ガーデンプレイスタワーでは2020年9月から2022年8月までのおよそ2年間の期間をかけた制震化工事を実施しています。

「恵比寿ガーデンプレイスタワーで制震工事を実施」

工事以前の2014年2月22日に撮影した恵比寿ガーデンプレイスタワーの屋上です。

この工事は屋上の緊急離着陸場(ヘリポート)のある場所に3基のTMD型制震装置「D3SKY-L」を新たに設置するもので施工は鹿島建設が行います。恵比寿ガーデンプレイスタワーは1994年8月に竣工した超高層ビルで最高高さはS.G.L.より166.6m(軒高161.62m)です。
一般的に高さ167mと言われていますが、これは平均地盤面からの高さのようです。

2022年7月9日に撮影した恵比寿ガーデンプレイスタワーの屋上です。

2014年の画像と比較すると中央右寄りに鉄骨造の構造物が新設されているのが分かります。

屋根部は緊急離着陸場(ヘリポート)、その下に設置されている箱型のものが「D3SKY-L」と思われます。

この緊急離着陸場(ヘリポート)を含めた構造物は幅約20m、奥行約12m、高さは約7.5mあるとのことですが、今回撮影した画像で見る限り屋上の目隠し壁を上回る高さがあります。最高高さの部分は正確には不明ですが、仮に目隠し壁の天端だとするとこの工事によって若干高さが高くなるんでしょうかね?

8月には工事が完了するとのことですが続報が気になります。