最高高さ634mに達した東京スカイツリーを色々な方角から
隅田川対岸より
2011年3月18日午後1時34分、建設中の東京スカイツリーはゲイン塔を9m伸長させて625mから634mとなり、計画された最高高さに到達した。
去る3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では墨田区でも震度5弱を観測したが、構造体には大きな被害は無く人的被害も皆無で、計画通りの目標達成となった。
本来であれば新聞の一面を飾るほどのビッグイベントであったのであろうが、日を追って大きくなる震災の被害と予断を許さぬ原子力発電所の緊急事態を鑑み、大きなセレモニーもなく粛々と作業が行われた。
震災当日、スカイツリーの高さは624mであった。墨田区では震度5弱を観測し、スカイツリーも非常に大きな揺れに襲われた(押上さんのところに動画あり)。
超高層構造物、特にスーパートールと呼ばれる300m超の建築物の耐震性については実証的な結果がほとんど存在しない。特に600m超の建築物の耐震性については未知数なところであったが、スカイツリーは見事にその揺れに耐えた。震度5弱まで地震について言えば耐震性について問題がないことをスカイツリーはその身を以って実証したのではなかろうか。
隅田川対岸より
ゲイン塔部分ズーム。もうこれ以上伸びることがないのが少しさみしい。
ちょうど桜も咲き始めてきた。すくすくと成長してきたスカイツリーにちょっとしたご褒美。
源森橋より
ここからの撮影がディテールの確認にはちょうどいい。
これ以上近いと角度が深すぎてしまう。
スカイツリーの上は飛行機の空路になっているのかよく上を通過していく。
路地から。
業平橋駅の裏手から
ふもとから。
西十間橋より
東京スカイツリーイーストタワー。外見は塔屋を残してほぼ出来上がっている。
都営文花一丁目アパート横の歩道橋より
真下から
下からゲイン塔を見上げる。ずっと見ていると首が痛くなってくる・・・それくらい見上げないといけない。
ゲイン塔の構造がかっこよすぎてヤバイ。
ゲイン塔にぐるりと取り付けられている白いつぶつぶはアンテナユニットで全部で640個。1個150cmのサイズでひとつひとつがあずにゃんと同じ大きさである。
吾妻橋三丁目東交差点(セブンイレブンの前)より。
ここからの眺めは何気に良い。
634mの表示。
南千住の都立航空工業高等専門学校前の土手辺りから。
手前の橋は白鬚橋
白鬚橋とスカイツリー
首都高中央環状線千住新橋出入口近くの荒川河川敷より
UR都市機構リバーハープタワー南千住2号棟(左)とロイヤルパークスタワー南千住(右)の間からスカイツリー
手前のタワーマンションのうちの2棟は100m超。それらと比べてもスカイツリーは群を抜いて高い。
スカイツリーは今後、各展望台や周辺施設の工事を行いながら来年春の開業を目指す。
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