品川インターシティと品川グランドコモンズの超高層ビル群

20171123_00.png
先日に引き続き、品川駅東口に高層ビル13棟を含むビル16棟を追加しました。
左側は前回部分、右側が今回追加部分です。
20171123_01.png
品川駅西側からの鳥瞰です。
手前のビル群の一番左端がJR品川イーストビル(99.82m)です。
その隣の7棟の高層ビル群は旧国鉄操車場跡の再開発で2003年3月に誕生した品川グランドコモンズです。
左から
・品川イーストワンタワー(151.6m)
・太陽生命品川ビル(147.8m)
・品川グランドセントラルタワー(148.1m)
・三菱重工ビル(146.8m)
・キヤノンSタワー(147.7m)
・ストーリア品川(97.9m)
・品川 V-TOWER(142.4m)
です。
車道で街区が区切られていないためか各棟の間隔はかなり狭めです。
一番右端は京王グループの京王品川ビル(92m)で、品川グランドコモンズとは別街区になります。
20171123_04.png
南側からの眺めです。
品川グランドコモンズの東側には、同じく旧国鉄操車場跡の再開発で誕生した品川インターシティがあります。
完成は品川インターシティのほうが早く1998年11月です。
ふたつのビル群の間には幅45m×400mの品川セントラルガーデンが横たわっています。
各ビルは「スカイウェイ」と呼ばれるペデストリアンデッキで結ばれているのですが、平日の昼はビジネスマンが忙しく行き来しています。自分もお仕事で何度か訪れたことがありますが、セントラルガーデンを囲むように聳え立つ巨大なビル群のスケール感にはいつも圧倒されます。ちょっと時間許せば無駄に真ん中の渡り廊下を渡って反対側に行ったりしてウットリしたりします。
20171123_02.png
南東方向からの鳥瞰に切り替えてみます。
品川インターシティは高層3棟と低層2棟で構成されています。
先の品川 V-TOWERの左隣の低層棟から順に
・品川インターシティホール棟(高さ不明)
・品川インターシティC棟(139.9m)
・品川インターシティB棟(139.9m)
・品川インターシティShop&Restaurant棟(高さ不明)
・品川インターシティA棟(144.5m)
となっています。
品川インターシティの東側の大きな敷地は東京都中央卸売市場食肉市場です。
品川インターシティA棟の奥に低層のビルがありますが、これは品川インターシティフロント(高さ不明)です。
品川インターシティとは別街区ですが、こちらも再開発で2001年7月に竣工しています。
画面一番右のビルは品川フロントビル(99m)です。
こちらは国鉄操車場とは特に関係ありません。横幅があるのでけっこう大きなビルです。
20171123_03.png
北側からの眺めです。
駅東口の正面にはまだけっこう低層ビルがあります。
そのうち再開発されるのでしょうか。
20171123_05.png
あまり見慣れない角度から。
ビル単体を作るのはそうでもないですが、ビル間を繋ぐスカイウェイは数値資料がないので苦労しました。
けっこう適当です。
20171123_06.png
品川駅の北側、田町駅との間には2020年の暫定開業を目標にJR山手線・京浜東北線新駅の建設が進められています。品川車両基地の見直しで創出される13haの広大な土地に新駅と7棟の超高層ビル群を建設する計画で2024年の完成を目標に事業が進められています。
具体的なビルの概要はまだ明らかになっていませんが、完成すると品川のビル群が田町のビル群と繋がることになると思います。今日では田町から先も次々とビルが建てられており、そうなると東京駅北側まで7~8km続く長大な超高層ビルのラインが形成されることになります。
20171123_07.png
新駅周辺のビル群がどのような計画になるかとても楽しみです。
またさらに品川駅の西口にも再開発の動きがあります。
このあたりもまたとんでもない計画が飛び出すかもしれません。
これから大きく変貌していく品川駅周辺。
最終的にどのような眺めになるのか、この都市モデルを更新しつつ、見守ってゆきたいと思います。