今更だけど曲がっちゃった東京タワーのてっぺん撮って来た

2021年3月28日

3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)。

巨大な地震のエネルギーは凄まじく、遠く東京都心でも多くの地点で震度5以上の揺れを観測した。

港区では震度5弱を観測し、その結果東京タワーのてっぺんが5度ほど傾いたそうだ。

そしてその傾き、地震から一ヶ月以上経つがまだ解消されていない。

そんなわけでせっかくなので今更ながら写真を撮って来た。

「そんなもの、ニュースの写真で見た」って?

確かにそうかも知れない。

でもそれでディテールが分かったろうか?

・・・否。ニュースサイトに上がってるような低解像度画像では、おれは満足できない。

そこで実際に自分の目で確かめに行って来たわけです。

それでは件の東京タワーの写真です。

4月16日(土)の東京タワー。

このサイズではあんまり曲がり具合がわかりませんね。

ズーム写真。

確かに曲がっています。

更にズーム。

曲がり具合がかなり分かります。

本当に曲がっています。

作業用の足場も組まれています。

それでは更にサービスで超拡大。

ちょっとボケが入っちゃってますが、ディテールまで確認できます。

曲がってる節の部分のボルト間がワイヤーか何かで固定されているように見えます。

補強しているのでしょうか?

ちなみにこうやってみると先っちょの細い部分が曲がっちゃったくらいに見えますが、

実際にはこの部分、けっこうな大きさです。

なんとなく大きさの分かる動画がYouTubeに上がっていたので見てみてください。

見ろ、人がゴミの・・・いえ、シバムギに群がる蟻ん子のようです。

こうしてみると実は意外とがっしりした柱であることが分かります。

こんなものが曲がってしまうとは・・・地震のエネルギーというのは本当に恐ろしいですね。

中もすんごい揺れていたようですし、これで震度5って。。。

実際は超高層は地上の震度+1というのをテレビでやっていたので上のほうは震度6・・・いや300m以上だと7くらいになっていても不思議ではなさそうですね。

こんなんだと震度6弱~7が来たら高層ビルが何本か逝っちゃいそうで怖いです。

原発と一緒で安全神話が崩れたらもう二度と超高層など作ってくれなくなってしまいそう・・・。